千葉県浦安市で鍼灸院をしているTENGEN院長です。
6月18日(日)に平成29年度東京都委託施術者講習会がありましたので、参加して来ました。
昨年までは、積聚会会長の小林 詔司先生が講義をしていましたが、
今年はなんと!
私の恩師であり師匠の原 オサム先生が講義をすることになりました。
原先生は積聚会副会長であり、私が卒業した了徳寺学園医療専門学校(旧:両国柔整鍼灸専門学校)の講師をされている先生です。
在学中はもちろんのこと、卒業して十数年経ちますが、色々お世話になっている先生です。
場所は新橋ビジネスフォーラム。
浦安からですと電車で約30分位で到着します。
こちらが入口になります。このビルの8Fが会場になります。
会場には、30分前位に到着しました。30分前だと座席はまだ余裕がありましたが、10分前にはほぼ満席になっていました。
定員90名でしたが、臨時の椅子に座っていた人もいるので、100名を超えていたと思います。
今回のテーマはこちら
プロジェクターが光ってしまっていて見えづらくなってしまいましたが、
太極・陰陽観から生体をとらえる。
積聚治療の考え方と基本治療
が今回の講義になります。
今回の講義は、今まで積聚治療をやった事がない鍼灸師の方や鍼灸学校の学生の方に、少しでも東洋的な思想の鍼灸治療を分りやすく説明するのがメインになっていました。
鍼灸師の方々でも、気嫌いする人が意外に多い題材として
気の概念、太極・陰陽観の話がありました。
様々な治療法があり、そして何故、治療効果があるのでしょう?
洋の東西を問わず、様々な治療法があります。
西洋医学でも様々な治療法が出来てきました。
東洋医学も様々な治療法があり、こと鍼灸においては日本には様々な流派があります。
様々な治療法があり、そして皆、ある程度治療効果がでています。
では何故、これだけ多くの治療法があり、そして、治療効果がでているのでしょう?
面白いですよね!
普通は、自分がしている治療法の理論を考えるだけであって、他の治療法が何故効果があるだなんて考えないですよね?
この事を東洋思想に基づいて、病があるのは体に何が起こって、そして治療したことによって体にどういう変化が起こったのかの解説がありました。
その他にも、様々な例を東洋思想の考え方で説明をされていました。
後半は、実技供覧があり、積聚治療を参加者の中から希望者を募り、治療を受けました。
実技の最中、皆さん食い入るように治療を見ていました。
やっぱり施術者は、実技が大好きなんですね!
講習会も終わり、原先生に挨拶に行ったら、先生もだいぶお疲れのようでした。
4時間の長丁場を一人で講義するのは大変だったと思います。
お疲れ様でした!
大変、実のある講習会でした。
ありがとうございました。
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