気の概念について考えてみる

気の言葉の意味を調べると

 

気(き,KI,Qi)とは、中国思想や道教や中医学(漢方医学)などの用語の一つ。
一般的に気は不可視であり、流動的で運動し、作用をおこすとされている。
しかし、気は凝固して可視的な物質となり、万物を構成する要素と定義する解釈もある。
宇宙生成論や存在論でも論じられた。

 

ウィキペディアフリー百科事典より

 

と記載されています。

「気」に関して思い描くイメージ

気のイメージは、一般的に目に見えない

 

何か不思議な現象と思われている方が多いと思います。

 

 

 

しかし、引用文にも書いてあるように

 

「万物を構成する要素と定義する。」とあります。

 

ですので、この世の全ては気から成ると考えます。

この世の全ては「気」で出来ている

この世の全てのものなので、

 

目で見える・見えないに関わらず、

 

感覚的に感じなければ理解出来る・出来ないではなく

 

「あらゆる現象は気の考えに置き換えて理解する。」と考えます。

 

 

人に当てはめてみると

 

例えば・・・

 

気配、殺気、気を配る、気にする、オーラなど=「見えない気」

 

これらを発したり、感じ取ったりする人など=「見える気」

 

そして人体も「見える気」・「見えない気」に分けられる。

 

皮膚、血液、筋肉、骨など=「見える気」

 

感情、精神、意識、魂など=「見えない気」

 

 

「見える気」の肉体も浅・深、軟・硬などに分けられる。

 

身体には深さに応じて異なる気の層があることになり、

 

これらの質に根本的な違いはない。

 

気の密度の違いだけで身体の組織の性状の違いをもたらしていると考える。

 

 

そして、万物の根源の「気」が、

 

「精気」になるのです。

 

当院の鍼灸治療では、皮膚に軽い刺激の施術からしますが、
これは、浅い層の気だけに影響があるわけでなく、
もっと深い層の気まで影響していると考えます。

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