身体の状態を聞いていきます。
特に初見の患者様は身体の状態を知る為に、
出生の状態・今までの外傷、病歴、家族歴、現在服用しているお薬・サプリメントなどを聞いていきます。
ベッドに仰向けになり脈速を計ります。
全身のツボを確認。
施術前の身体の状態を確認する為、膝・肘などのツボの状態を診ていきます。
施術中も状態を確認しながらツボの変化を診ていきます。
こちらの写真は、患者様の右膝内側の指標を確認しているところです。
強く押圧すると、誰でも痛いので、丁寧に探っていきます。
こちらは、左膝内側を診ています。
左右同じ強さでないと比較にならないので、同じ圧になるように丁寧に触ります。
お腹に鍼をしていきます。
(接触鍼という軽い刺激の鍼をお腹全面にしていきます。)
この時、じわぁ〜っと汗をかいてきます。
(患者様は、判らない人が殆どです。)
汗を拭かないと、身体が冷えてしまうので、まめに、汗を拭いていきます。
両手の手首の脈の状態を確認し、手首のツボを使い脈を整えていきます。
左右の動脈の拍動を3本の指で確認していきます。
左右の圧痛・硬結を比較して健側・患側を決めていきます。
手首のツボに鍼をしていきます。
積聚治療では、健側に鍼をして患側の変化を診ていきます。
お腹全体を均一に押して痛さ・硬さ・拍動の位置を調べ、お腹の積を確認していきます。
お腹の積で背中の治療手順が決まるので、丁寧に診ていきます。
うつ伏せになり、背中に接触鍼をした後、お腹の積に沿って数か所鍼をしていきます。
腰にある「志室」というツボが一番の指標になるので、圧痛・硬結を左右比較して健側に鍼をしていきます。
状況に応じて、補助治療を行います。
こちらの写真は、背部に補助治療をしている所です。
知熱灸と言うお灸をしています。
患者様が”熱い”と言ったら外しますので、お灸の痕はつきません。
他にも、違うお灸や鍼をする場合があります。
再度仰向けになり、お腹の積の変化を確認していきます。
先程と同じ様に、均一にお腹を押して変化を診ます。
弱すぎたり、強すぎたりすると変化がわからないので、丁寧に押していきます。
ベッドに座って、肩に鍼をして施術は終了になります。
施術後に今後の治療計画や、日常生活上のアドバイスなどをしていきます。
基本、どの症状でもこの流れで施術していきます。